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<美術体系テキスト>シリーズ

<空間・構図・構成>

●創造のための構成学体系


 構成学はおよそ、平面・立体をを問わず作品が形成されるときの枠組や骨組あるいは、その要素・要因を体系的に学ぶものです。前の色宇宙・配色調和もこの構成学に含まれますが、 ここで主題とする「構図・構成学」は「空間と図(形)の力の組成」を内容としています。そこで「構図」は画面空間とそこに構成される主題の場(図)との二 つの観点から考えられることになります。
 構図の良し悪しはどこで決まるか、いわゆる具象の構図法と近代以後の抽象の構図法とではどこが異なるのか。
 美術体系の<空間・構図・構成>は、構図の方法のすべてを体系的に解いた、専門家・学究向けのテキストです。
[主要項目と内容]
1. <構図の概念> モチーフ・場・構成
2. <空間>

視野空間、画面空間の種類、など

3. <図形性>

その生成と展開、図形の種類、図形対比、など

4. <質量と力> 質量対比の種類、地と図・図と図の対比
5.<構図の機能>

静的構図と動的構図の条件

6. <構成場> 自然的構成、造形的構成など
空間・構図・構成

編著;関根英二 発行;アトリエ・ルボー
初版;1984年,第8版;2001年
PDF書類,A4版,49P ,モノクロ

定価 ¥1,200(e-book版)