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<美術体系テキスト>シリーズ

<創・造>の歩み

●創造のための実践美術史


 これは創造実践のためのテキストとして編まれたもので、いわゆる芸術学・評論の類とはまったく異質の、創作し、制作する立場で書かれた芸術創造のシステムです。 モネの本質、セザンヌの構成、あるいはカンディンスキーやモンドリアンの抽象世界はどんな内的必然によって生まれたか。その多次元の芸術創造のシステムを体系的に解く、専門家・クリエイターのためのテキストです。
 <実践美術史講座>もご参照下さい。>>
●<創・造>の歩み/目次
No.1
写実主義

Reslisume

<クールベの現実>
見えるものを 見えるがままに
No.2
本然主義

Naturisume

<マネ/ドガの、行きずりの日々>
あるがままの実態、見え得る事実を
No.3
印象主義

Impressionnisme

<モネの、この場この一瞬>
出会い・媒介の現象学── ニンフの美学

No.4
新印象主義

Neo
Impressionnisme

<スーラの形而上学的世界> 量子化と再構成の造形学「絵は色でつくられる」
No.5
構造・綜合主義

Struturisume,
Synthetisume

<セザンヌの統一場>
生と知・主客の綜合「自然は内にある」
No.6
象徴主義(1)

Symbolisme

<ゴーキャンの楽園> 直観と象徴と造形の大地。
「芸術とは一つの抽象だ─」
No.7
象徴主義(2)

Symbolisme

<ルドンの宇宙>心象・内在表象の夜
─世紀末デカダン・パルナッシャン
No.8
野獣派 (1)

Fauvisme

< ヴラマンクの生>「表現としての絵」表現契機の変革 ─「芸術的真実より人間的真実を─」
No.9
野獣派 (2)

Fauvisme

<画家マチス>
「絵としての表現」;表現法の変革
No.10
立体派

Cubisme

< ピカソ/ブラック;質量と多面性, 繊細と幾何学の精神>フォルムの分析, 構成転換, 昇華の試み
No.11
超現実主義

Sur Reslisume

<ダダからの復活、現在の複合性>
現実 --表象と実体の多次元性の探求
No.12
抽象化と抽象絵画

Abstruction l'Art
Abstrait

<カンディンスキー の点・線・面>シュジェとフォルムの解放・抽象・構成・表現の試み
創造の歩み

編著;関根英二 発行;アトリエ・ルボー
初版;1969年,第2版;1985年
A4版,42P , モノクロ(カラー図版付き)オフセット印刷

定価 ¥2,300(印刷版)